北海道で死にたかったのかもしれない | 北海道の田舎発大都会向けニュース

誰にも看取られず一人で逝ってしまう人ばかりです

思い出すのは昔のこと
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サービス業で思いだした事件 Part3です。

 

不特定多数の人が訪れる施設ですから、

どうしても防ぎようのない事故や事件が起こるものです。

高齢者に限らず、中年の死亡事故も・

やはり温泉というものが起因しているのでしょうか・

 

前々職で起きたのは温泉には関係ありませんが、

高齢による 突然死 といってもいいと思います。

 

一週間ほど滞在していた高齢の男性がいつまでも姿を見せないので

部屋を確認することにしたのは正午近かったと思います。

 

部屋をノックしても応答がありません。

マスターキーで入室すると、

ベッドに仰向けに横たわるおじいさんの姿がありました。

 

衣類や寝具が乱れることもなく、

うたた寝しているように見えるほどでしたが、

すでに体は冷たくなっていて・

 

それでも、一縷の望みをつないで救急車を呼んだのですが、

到着した救急隊員は

もう硬直しているから救命はできません・と宣告し、

もうすぐ警察が来ますからこのままの状態にしておいてください・

言い残して撤退していきました

 

それから警察が来るまで、30分くらいも経ったでしょうか・

それまでの、私はおじいさんを一人にできなくて、

狭いシングルの部屋でずっと祈りながら一緒にいたのを覚えています。

 

 

前日の夜、

私が懇意にしていた近所の小さなスナックでカラオケをして

楽しく過ごしたと聞いています。

そして おにぎり をいただいてきたから、

翌朝の食事は要らないと言ったことで

さらに発見が遅れてしまいました。

 

スナック

 

部屋にはそのおにぎりがそのまま残っていたので、

たぶん、私の憶測ですが、スナックから帰ってきて、

疲れてパジャマに着替える前に

ちょっとベッドに横になってそのまま息を引き取ったように思います。

 

詳細はわかりませんが、天涯孤独 だと聞いていたおじいさんに

ずっと音信不通だった娘さんがいたことが後でわかりました。

それも北海道に・

警察が調べて見つけ出したそうです。

 

後日、その娘さんとお孫さんが来られ、

私たちが接した限りのことしかわかりませんが、

優しく、笑顔が素敵だったおじいさんのことを話してあげました。

 

 

所在地は忘れましたが、このおじいさんは本州のある町の

高齢者施設 に入所していたようです。

数ケ月後にこの施設に入所している仲間の人たち5~6人が

施設の職員に連れられて、

亡くなった場所をお参りに来られたのには驚きました。

 

亡くなったおじいさんがどれほど周りの人の慕われていたのか、

改めて思い知らされました。

 

毎朝レストランでみる飛行機が楽しみで、

スタッフにも優しく声をかけてくれるおじいさんでした。

 

ご冥福を祈ります。

 

 




 




 

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