クリスマスまであと一週間、まとまった雪は降りそうもない南北海道です。
ケチケチの話題もあまり取り上げなくなりましたが、基本的には相変わらずケチケチ 中年 です。
中年の年齢層は定義されていないようなので、初老 よりはいいかと思っています。
昔は40歳くらいから初老と呼ばれていたとか・・
私は先日の手紙に於いて、自分の事を四十ちかい、四十ちかいと何度も言つて、もはや初老のやや落ち附いた生活人のやうに形容してゐた筈でありましたが・・・
引用元 NHK放送文化研究所 太宰治「風の便り」
「人生50年」といわれていた昔の話ですから、私が生きていたらもう初老どころか中老ですね。
大老 や 老老 と呼ばれることもあったらしい・・
今は「人生100年」と盛んにいわれていますが、なんか生きにくい時代になったように思います。
半分は過ぎてしまった私には残りが見えてきたような、カウントダウンが始まってような気がしてちょっと怖い・
太宰のように落ち着いた生活人にはなれていない・みたいです。
今回はケチケチ人生を取り上げたはずなのに「老い」について語ってしまいました。
気を取り直してケチケチについて・
私はリビングのテレビの音声を ヘッドホン で聴くようにしています。
奥さんがタブレットで動画や映画を見ることが多いので、テレビから大音量が出ていたらたまったもんじゃありませんからね。
それにテレビの音楽番組でもヘッドホンで聴いた方が何倍もいい音で聴くことができるのですよ。
数日前にそのテレビの音声を出力している3.5mmミニプラグの延長ケーブルが断線していることが発覚しました。
断線したケーブルはメルカリで購入したものですから、意外と早くイカれたなぁ・という感想です。
今回も一応検索してみましたが、ケーブルの新品を買っても、プラグだけ買って自分で直してみるのもどっちも手元に届くまで時間もお金もかかります。
何日も音を出しては迷惑がかかりますから一晩かかって決断しました。
使っていないケーブルを半分にカットし、断線したケーブルと金具は一切介さずに中の銅線 と銅線を直接 ハンダ付け することに挑戦です。
ケーブルの中の銅線は細くて、ちょっと力が入り過ぎるとすぐ切れてしまいます。
片方をiPhoneに差し込んで音楽を再生しておきます。
そしてヘッドホンを耳に当てながらそれぞれの3本の銅線を組み合わせて、音が出るのを確かめて仮止めします。
やっぱりハンダ付けは最強ですね。
指先で結んだ銅線はすぐ外れてしまいますが、ハンダ付けしたところは絶縁テープで補修しておけば十分です。
3本を無事に接続できたら最後はまとめてテープでぐるぐる巻きにして終了です。
笑ってください・ハハ
これで一切費用は掛からず30分ほどで修理することができました。
音量や音質が劣ることもなく見た目は最悪ですが、どうせテレビの裏に隠れるし自分で使うのには申し分ない出来栄えでした。
なんでもやってみるものですね。
今回は視力低下もさほど影響すること作業もできたしいいことずくめです。
応援よろしくお願いします。
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