母が亡くなってもうすぐ一か月。
実家の整理は以前から兄と姉が進めていたのですが、今回母が嗜んでいた茶道具の一式をオヤジが引き取ってきました。
茶道の茶碗を見るだけでみんなお宝に見えてしまうオヤジですが、もちろん持っているだけなら全く興味ないものですし、形見といっても宝の持ち腐れでは母も喜ばないでしょう。
メルカリ か、それとも二度と使わないと宣言した ヤフオク か・
まずは落札相場や実際に購入されているのかなどリサーチを開始したのですが、需要が少ないのかなかなかこれはと思う履歴が見つかりません。
ヤフオクで茶碗1個が140円で落札されたのを見つけた時には絶望的になって出品は諦めようかと思ってしまいました。
湯呑み茶碗でももう少し高くないですか・
送料で儲けることはしたくないし、薄利多売というほど商品もないし・
改めて考えてみると地方公務員の配偶者だった母が高額な茶碗や道具を買い揃えることができるはずもなく、身の丈にあったほどほどの道具ばかりでしょう。
京都の 南禅寺 で買ってきたらしい茶碗もあります。
いくらだったのかな・
いま出品を考えているのがこれ!
久谷焼 殊峰造
予備知識がないものを出品するということは恐ろしいことでもあります。
質問があったらどう答えようか、元より答えられるはずがないけど・
骨董品レベルならば 開運!なんでも鑑定団 に鑑定してもらえるかもしれませんね (笑)まさかそんなことあり得ないし、贋作です。大事に保管してください・と当たり障りのない回答をしてくることでしょう。
さて、長い時間をかけてじっくりと販売していこうと思います。
売り急ぐ必要もないし、少しでも老後のケチケチ人生のために蓄えておかなければ
と思っています。
もし、この茶碗が140円だったら取引中止、これからは私の 丼ぶり として使うことにします。
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