12月になって北国・函館も一気にクリスマスモードに突入しました・が、観光ブログのように地元PRの記事はあまり書きたくありません、いや書けません。
最近ブログランキングのカテゴリもシニア用に変えたのですが、地元PRとなるとどうも嘘っぱちな内容になってしまう気がします。
確かに国際観光都市で海外にも発信する魅力がいっぱいある街ですが、実際に住んでいると魅力どころか悪いところばかりが目に付いてしまいます。
先年、魅力度ランキングで全国1位なのに、幸福度ランキングでは最下位とランク付けされたことがありました。それなりにショックを受けたというか やっぱりね・ という気持ちのほうが強かったです。
観光客目線では魅力的でも、市民目線では人口は減る一方だし、北海道新幹線効果も終わったし、幕末・戊辰戦争・明治維新だけでは限界にきているのでしょう・
絵になるところはいっぱいあるのですが・
新しい企業も進出してこないし、進出してもあっという間に撤退することもあります。函館駅前地区に昔は3店あった百貨店も最後の1店が来月閉店します。
街全体が衰退していくから人口が減少していくのか・
新しく人を呼び込むのはとてつもなく大変なことだと思いますが、田舎の自治体では金銭や住宅提供で永住する人を支援する企画がたくさんあります。
でも、若者を都会に流出させないようにする企画・手段は聞いたことがありません。
個人的には若いうちに一度は大都会での生活を経験したほうがいいと思うのですが、さてUターンした後に地元でそれなりの職に就けるか・はNOです。
地元での再就職では都会でのスキルは必要ありませんし、むしろ毛嫌いされます。
大都会で働いた経験がない地元の経営者には、どんなに凄いスキルを持っているとかどう会社に生かすか・そんなこと考えません。自分より優れたものは褒めないし、悪くも言わない・ただ言う通りに動いてくれればそれでいいと思うわけです。
都会で頑張った人は都会で頑張り続けるしかないのです。地元に戻っても暮らしが上向くこともなく、タイムカプセルで過去に戻ったような初任給並みの給料に甘んじることになります。地元に残った人も地元で頑張り続けるしかありません。
いつか将来消滅する可能性のある自治体というものが発表されたことがありましたが、このままでは函館も観光客に依存するだけの田舎街、実態は生気のない死んだような街になってしまうかもしれません。
危機感を抱く一人の市民として鬱憤をぶちまけてしまいました。
🌟参加するからには上を目指したい・応援してください。